合宿で自動車免許を取りたいんだけど、何から始めたらいいかわからないんですけど…。
調べてみたはいいけど、申し込み後に行けないのがわかってキャンセルしないといけなくなった…なんてこともあります。
そんなことにならないように、申し込み前の準備から卒業後までの流れに沿って解説をしていきます。
合宿免許に通えるかをチェックしよう
まずは自分が合宿免許に通えるかを確認しましょう。
確認するポイントは下記の3点です。
- 2週間〜3週間のまとまった時間が取れるか?
- 急な用事が入ることはないか?
- 親の承諾は取れているか?
このポイントを最初に確認しておかないと、合宿免許に行けなくなってしまうので必ず最初に確認しましょう。
2週間〜3週間のまとまった時間が取れるか?
合宿免許が早く免許を取れるからと言っても、1日に行える教習(授業)には上限があるので最短でも下記の日数がかかります。
- 普通自動車 MT免許・・・・最短15日
- 普通自動車 AT限定免許・・最短13日
この日数はあくまでも自動車学校での最短の日数になりますので、下記の時間は含まれてはいません。
- 合宿先の自動車学校までの往復の移動時間
- 運転や試験に不合格となって延長したときの予備日
- 体調による延長した分の日数
万が一のことも考えて20日から25日程度は時間が取れる事を確認しておきましょう。
この時間が取れない場合は、通う時期を変更するか通学制の自動車学校に通うことになります。
急な用事が入ることはないか?
学校や仕事をしている人は突発的な用事が入ることが無いかも確認しておきましょう。
お申し込みをした後は入校前でもキャンセル料が発生する場合があります。
比較サイトによって何日前までキャンセル料が発生しないかが違いますので確認しておきましょう。
下記の合宿免許比較サイトは全て3週間前までにキャンセルした場合はキャンセル料が無料です。
3週間前までならキャンセル料は無料なので、合宿免許にすると決めたら早めに計画を立てましょうね。
親の承諾は取れているか?(未成年の方)
合宿免許は2週間〜3週間の泊まり込みなので、未成年の方は親の承諾が必要になる場合があります。
その場合は申し込み時に「親権者の承諾書」が必要になりますので、必ず親の承諾をしてもらって書類を用意しておきましょう。
いきなり「合宿免許に行きたい」と言ってもご両親は困ると思いますから、早めに「免許は合宿制に通いたい」と伝えておくようにしましょうね。
合宿免許を選ぶ上で重要なポイント
行けることがわかったら、次は「どこの合宿免許にするか」を選ぶことになります。
自分が何を重視するかによって選び方も変わってきますので、次のポイントに沿って解説をしていきます。
- 教習料金
- 合宿期間
- 自分が行ってみたい地域
- 合宿免許の設備
- 技能や試験に不合格になったときの補償
教習料金
合宿免許の大きなメリットの一つである料金ですが、「とにかく安く」と考えているのなら以下のポイントを抑えておきましょう。
- 繁忙期を避けて閑散期に入校する
- 食事なしのプランを選択する
- 相部屋のプランを選択する
- 交通費込みの合宿免許を選択する
合宿期間
普通の旅行と同様に、同じ月の中でも入校日によって料金が異なる場合があります。
連休に入校するプランは比較的高くなりやすいこともありますので、入校日ごとの料金を確認するようにしましょう。
自分が行ってみたい地域
合宿免許は旅行のように楽しい思い出を作りやすいイベントです。
自動車の免許は基本的に一度しか取らないので良い思い出にしていきたいですね。
合宿の場所を自分の言ってみたい地域にすることで、アフタースクールを充実させることが可能です。
下記の検索サイトなら場所から合宿免許を探すことができるのでオススメです。
合宿免許の設備
合宿先の自動車学校の施設が整っているかによっても毎日が楽しく感じやすくなります。
特に女性は清潔さやアメニティが充実しているかは重要なポイントとなっています。
女性にも安心なプランを用意してくれている予約サイトもありますので確認しておきましょう。
技能や試験に不合格となったときの補償
運転や試験に不合格となってしまった場合は延泊したり追加の料金が発生する場合があります。
プランによっては下記のように追加料金が〇回までは無料というものもあるので、不安な場合は補償がついているプランを選択するようにしましょう。
- 技能に不合格になった場合は○回まで無料
- 検定に落ちた後の練習が○回まで無料
- 卒業が伸びた時に、〇日まで延泊が無料
など、プランによって追加料金の有無は変わってきますので、万が一のためにも確認しておいた方がいいでしょう。
行く前に確認!忘れ物はない?
どこに行くかも日程も決まったら、入校日に間に合うように出発します。
合宿免許は他県に行くことが多いので、忘れ物をしたから家に取りに帰る…ということができません。
近くのコンビニなどで買えるようなものならいいですが、入校や教習に必要な物を忘れてしまったら大変なことになってしまいます。
下記のリストを参考に忘れ物がないかを確認しましょう。
入校に絶対に必要な忘れてはいけない持ち物
持ち物 | 備考 |
---|---|
住民票 | 本籍地が記載されていて、マイナンバーが記載されていないこと |
身分証明書 | 健康保険証、マイナンバーカード、パスポート等 |
印鑑 | 朱肉が必要なタイプを持っていきましょう |
メガネやコンタクト | サングラスとカラーコンタクト不可 |
運動靴 | ヒール、サンダル、クロックス、ブーツは技能教習不可 |
泊まり込みに必要な持ち物
持ち物 | 備考 |
---|---|
着替え | コインランドリーはありますが数日分は用意しましょう |
洗面用品 | タオル、シャンプー、リンス、化粧品等 |
傘 | 折りたたみ傘がおススメ |
常備薬 | 余裕をもって多めに持っていきましょう |
充電ケーブル | 貸出している施設もありますが持っていった方が安心です |
持っていった方が良い持ち物
持ち物 | 備考 |
---|---|
延長コード | コンセントが使いやすい場所にあるとは限らないので念のため |
モバイルバッテリー | バッテリーに不安がある場合 |
ヘアドライヤーとアイロン | 施設にも置いてあるとは思いますが、愛用のを使いたい方 |
筆記用具 | 売店やコンビニにも売っているでしょうが最低限は持っていきましょう |
合宿免許から帰ってきた後は本免許学科試験
合宿免許を卒業しただけでは免許証をもらえるわけではありません。
卒業時に発行してもらった「卒業証明書」を持って、運転免許試験場に行って本免許学科試験を受けないといけません。
本免許学科試験については下記をご覧ください。
受検場所・・・現住所(住民票にある住所)の県の運転免許試験場
試験内容・・・適性試験(視力検査など)
学科試験(100点中90点以上で合格)
受験料 ・・・3,800円(受験料 1,750円、免許証交付料 2,050円)
まとめ
合宿免合宿免許に通う前の準備から卒業後の流れまでを解説しましたが、疑問や不安は解消されましたか?
はい!おかげさまで安心して合宿免許に通えそうです。
合宿先の自動車学校を見学できたらいいのですが実際には難しいので、比較サイトを使ってしっかりと学校の雰囲気を調べておきましょうね。
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