このページでは卒業検定の失格行為をまとめています。
卒業検定でよく発生する失格行為を知ることで、本番の時に焦らず対処できるようになります。
いよいよ明日は卒業検定です。
これまで長かったなぁ～。
卒業検定に合格したら自動車学校は卒業ですね。
今までの練習の集大成を検定員に見せてあげてくださいね。
卒業検定って修了検定と比べて厳しいんですか？
卒業検定に合格したら一人で運転することになりますからね。
検定員はそれだけ責任重大なので厳しくはなってしまいますね。
やっぱりそうですよね…。
修了検定の時みたいにどんな失格行為があるのかを教えてもらってもいいですか？
いいですよ。修了検定と同様に起きやすい失格行為は限られているので今回はそこについて解説をしていきますね。
修了検定の失格行為についてを知りたい方はこちらの記事をご覧くださいね。
卒業検定の失格行為一覧
卒業検定における失格行為はとても多くあります。
- 信号無視
- 進行妨害
- 指定場所不停止
- 逆行(大)
- 発進不能
- 脱輪(大)
- 接触(大)
- 右側通行
- 後者妨害
- 安全間隔不保持
- ふらつき(大)
- 歩行者保護不停止等
- etc..
修了検定も多かったですけど卒業検定も多いですね…
上記の失格行為は一部の抜粋となります。
でも実際に起きている失格行為はこの中の一部ですよ。
次は発生しやすい失格行為と対処法についてを解説しますね。
よーし！対策を立てて一発で合格するぞ〜！
発生しやすい失格行為と対処法
卒業検定は失格行為が発生した場合、補助ブレーキや補助ハンドルを取って事故防止をします。
事故になってからでは遅いですからね…。
検定の採点で難しいところは、「失格行為が発生しそうなのを本人が気づいているか」の判断ですね。
気づいている場合はギリギリまで補助できないから怖いですね。
検定員が「これ以上は危険」と判断したら補助されてしまうので気を付けてくださいね。
信号無視
| 内容 | 赤信号で通過した時、または黄信号で止まれるのに通過した時 |
| 発生場所 | 信号交差点 |
| 対処法 | 信号通過前にブレーキを構える 右左折時は確実に徐行する |
路上は速度が速いので信号の変わり目が難しいです。
青信号を通過するときでもブレーキに足を構えておくと黄信号の際に止まりやすいですよ。
進行妨害
| 内容 | 右折の際に、直進・左折車の妨害をした時 |
| 発生場所 | 交差点 |
| 対処法 | 右折時に早めに徐行して確認をする |
右折時に対向車ばかりに意識が向いていて歩行者を見落とす場合もありますから気を付けてくださいね。
後車妨害
| 内容 | 後方から来る車の進路を妨げた時 |
| 発生場所 | 車線変更する時 |
| 対処法 | ルームミラー、ドアミラー、目視で後方の車をしっかりと確認する |
車線変更を最低限にするような通行位置の選択も重要です。
右折なら中央寄りの車線、左折なら第一通行帯に早めに入っておきましょう。
安全間隔不保持
| 内容 | 止まっている車の側方を通過するときの距離が近い時 |
| 発生場所 | 駐停車している車の側方通過時 |
| 対処法 | 車の横を通過する時は間隔を広く空ける |
駐停車車両を避ける場合は中央線を越えても大丈夫ですよ。
その際は対向車にも気をつけましょう。
歩行者保護不停止等
| 内容 | 横断歩道を渡ろうとしている歩行者の通行の妨げをした時 |
| 発生場所 | 交差点、信号の無い横断歩道 |
| 対処法 | 横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいないかを確認 |
歩行者が横断歩道を渡るかもしれない場合は必ず止まれる速度まで落として確認しましょう。
指定場所不停止
| 内容 | 一時停止場所で止まらなかった時 |
| 発生場所 | 一時停止の標識 |
| 対処法 | 一時停止をすることを最優先にする |
一時停止場所では必ず止まってから確認！
通過不能
| 内容 | 所内課題で4回切り返しを行なった場合 |
| 発生場所 | 縦列駐車、方向変換 |
| 対処法 | 車の動きをイメージしてから切り返しを行う |
切り返しは1回だけなら減点なしです。
制限時間があるわけではないので、落ち着いて切り返してくださいね。
脱輪(大)
| 内容 | タイヤを乗り上げてそのまま進んだ時 |
| 発生場所 | 縦列駐車、方向変換 |
| 対処法 | 乗り上げると思ったら乗り上げる前に止まって後退する 乗り上げた場合はすぐに停止して後退する |
方向変換で無理に向きを変えようとすると乗り上げやすいですよ。
出るのが難しいと思ったら幅寄せして出やすくしましょう。
接触(大)
| 内容 | 車両が障害物等にぶつかった時 |
| 発生場所 | 縦列駐車、方向変換 |
| 対処法 | ぶつかる前に停止して後退する |
スピードが速いとハンドルを回すタイミングがずれてしまったり停止できなかったりします。
AT車はブレーキで、MT車は断続クラッチを使って速度調整しましょう。
まとめ
ミスをしたら事故につながりそうな行為ばかりですね。
その通りです。路上の失格行為は事故の危険性が高いものばかりです。
本当に事故になるかもしれないから補助を取るということを覚えておいてくださいね。
- 失格行為はたくさんあるが、発生しやすい行為は一部だけ
- 路上の運転は歩行者や対向車の確認を確実に行う。
- 所内課題は速度に気をつけて後退する。
- 切り返し1回は減点が無いので必要なら切り返す。
- 失格行為は事故に直結する行為ばかり。補助を取られた場合は事故になっていたかもしれないと思うこと。
コメント