このページでは自動車学校に行く事は決まっているけど、「どこの自動車学校を選べばいいか」を迷っている人に向けて選び方を解説したいと思います。
このページを読めば自分に合った自動車学校が選べますよ。
自動車学校に通おうと思ってるんだけど、どこに行こうかな…。
ホームページを見てもプランとかキャンペーンが色々書いていて、何が自分に合っているかわからないよね。
自動車学校はたくさんありますからね。
自分に合わない自動車学校を選んでしまうと卒業まで大変な思いをすることになりますね…。
自動車学校の指導員の方はどうやって選べばいいって考えているかを教えてもらっていいですか？
もちろんいいですよ！
重要なポイントを3つ紹介しますので自動車学校選びの参考にしてくださいね。
まとまった時間がとれるなら合宿制、取れないなら通学制
まず最初に考えておきたいのが、通う人の時間的余裕がどれだけあるかという事です。
時間がどれだけ取れるかによって、合宿制にするか通学制にするかが変わってくるからです。
私は夏休みや春休みが長いから、その間に一気に免許を取りたいですね。
2週間ほど時間が作れると言う方は合宿制の自動車学校がオススメです。
合宿制なら短い期間で比較的安く免許を取ることができるからです。
合宿制について詳しく知りたい方はこちらの記事を解説をご覧ください。
僕は高校に通いながら免許を取るから、まとまった時間は取れないかなぁ・・・。
まとまった時間が作れないという方は通学制の自動車学校を選びましょう。
自分のペースで通うことができるますよ！
通学制について詳しく知りたい方はこちらの解説をご覧ください。
お金を出す人は誰か?
次に考えることは、自動車学校に入校する際に払う教習料金を「誰が払うか」です。
自動車学校選びをするのに、だれが払うかを考えるんですか？
ここを押さえていないと入校してから後悔したり、トラブルになりますので明確にしておきましょう。
本人が支払う場合
私はバイトで貯めたお金があるから自分で払いますよ。
本人が入学金を支払う場合は、自分が何に重点をおくかで決めるといいでしょう。
特に考えておきたいのは下記の点です。
- 教習料金に含まれるプランやオプション
- 指導員が指名できるか
教習料金に含まれるプランやオプション
料金については安ければいいというわけではありませんので注意してください。
自動車学校によって料金の表示が異なるからです。
料金の表示？
どこの自動車学校も総額で書いているんじゃないですか？
例を挙げてみましょうか。
A学校は27万円、B学校は30万円と記載されているとします。
A子さんはどちらの学校にしますか？
それはA学校ですよ！
3万円も安いんですからお得ですよね。
ではもっとよく内容を調べてみましょう。
・A学校は最低限の教習料金で、朝から夕方までしか技能を受けることができない。
さらに技能や試験に落ちた時の追加料金も全部かかるプランだった。
・B学校はオプションが含まれた教習料金で、朝から夜まで技能を受けることができる。
さらに技能や試験に落ちた時の追加料金はかからないプランだった
うーん…。
これだと多少高くてもB学校の方が安心して通える気がしますね。
A子さんにはB学校の方が合っているかもしれませんね。
もちろん人によってはA学校の方が合っている場合もあります。
料金に含まれているオプションをしっかりと確認しておくようにしましょう。
次に自動車学校でよくあるオプションを記載します。
| オプション名 | 内容 |
|---|---|
| 昼間部 | 朝から夕方までしか技能を受けることができない |
| フリータイム | 朝から夜まで技能を受けることができる |
| パック | 技能や試験に不合格となった場合でも追加料金がかからない |
| スケジュール | 入校者の都合を確認してスケジュールを自動車学校側が決めてくれる。 |
私は運転に自信がないから追加料金がかからないパックをつけようかな！
プランについては閑散期である4月～7月、10月～11月あたりが安くなりやすい傾向にあります。
同じプランでも安くなるなら閑散期に通うのもアリですね。
指導員が指名できるか
指導員が指名できるかについては考え方にもよります。
いろんな指導員の意見を聞いた方が参考になると考える場合もありますし、
気に入った指導員ばかりに教えてもらった方がやる気が出るという方もいます。
指導員を指名できない自動車学校では、合わない指導員に当たらないか毎日ドキドキですね…。
指名できない学校でも受付に言えば拒否できる場合が多いですよ。
でも最初から指導員を指名できる自動車学校の方が安心ですね。
親御さんが支払う場合
僕は親に教習料金を払ってもらいますよ！
その場合はこの説明をぜひ親御さんに見せてほしいですね。
ちょっと長いですけどお子さんが卒業できるかにかかわってくるので是非お読みください。
お子さんを自動車学校に通わせようと考えているご両親に知っておいてほしいのは、「お子さんのやる気がなくならないように自動車学校を選んでほしい」ということです。
理由は「お金を払うのは親御さんでも通うのはお子さん」だからです。
料金が約30万円すると言っても、お子さんにとって自分のお金ではありません。
面倒くさくなったりやる気がなくなったら親御さんには内緒で通わなくなります。
たしかに自分のお金じゃないから気にならないなぁ…。
30万円ってすごい大金ですよ！
バイトで貯めるのに何カ月かかったことか…。
「自分の子供はそんなことにはなるわけがない・・・」と思う方もいるでしょうが、そういう人は本当に多いんです。
しばらく来ないから本人の携帯電話にかけても出ないのは当たり前。
自宅にかけたら親御さんが電話に出て、状況を説明したら「知らなかった…」となることがよくあります。
電話の後で本人が怒られているのが想像できますね。
自動車学校では教習期限というものがあり、入校から9ヶ月以内に卒業しなければいけません。
しかし、その期限を切らしてしまう方が年間で数十人はいます。
(教習所の規模によりますが100人以上の教習所も多くあります。)
親御さんは「お子さんのやる気が無くならないように卒業させること」を考えて自動車学校を選ぶことが大切だという事はぜひ知っておいてください。
前置きが長くなってしまいましたが、自動車教習所を探す時は以下の点を必ず調べるようにしましょう。
- 家からの距離
- 指導員が指名できるか
家からの距離
家から自動車学校までの距離はとても重要です。
なぜなら通学時間はやる気に直結する部分だからです。
通学時間が長くて行くのが面倒ならやる気は無くなってしまい、そのうち行かなくなって卒業までの期間が伸びてしまう可能性があります。
徒歩や自転車で通える距離なら第一候補に考えていてもいいと思います。
また、少し遠くても多くの自動車学校は無料スクールバスを運行しています。
「自動車学校までどれくらいの時間がかかるのか」「スクールバスの乗り降りする場所はどこか」などを必ず把握しておきましょう。
指導員が指名できるか
これは長欠の原因の大半が「指導員が合わなかった」だからです。
※長欠とは長期間自動車学校に通わないことを言います
「キツイことを言われた」、「態度が悪い」等がありますが、自動車学校の管理体制によって質はかなりの差があります。
合わない場合は拒否することもできるでしょうが、その事を言い出せない教習生の方も多くいますので、最初から指導員を指名できる方が安心です。
問い合わせをした時の対応の良さ
どこの自動車学校にするかの候補が決まったら、まずは電話かメールで気になる事をしっかりと確認しておきましょう。
問い合わせのメールを送ったんですけど返事が来ないんですけど…。
問い合わせが返ってこない自動車学校は要注意です。
人手が足りてないのかもしれませんが、入校後も対応が悪い場合がありますよ。
僕は入校の申し込みに行ったら「混んでいるので卒業まで半年くらいかかる」って言われました…。
入校数に対して指導員が少ない自動車学校だと技能が予約できないので卒業が遅くなるということがあります。
せっかく行ったのに「そんなにかかるなんて知らなかった…」とならないように確認しましょうね。
あとプランが多くって自分にとっての一番お得なプランについてがわからないんですけど…。
そんなときには年齢・学生 or 社会人・どれくらいまでに卒業したいか等の自分の情報を教えるようにしてください。
そうすれば学校の人が一番お得に入校できるプランを教えてくれるはずです。
もう一度問い合わせのメールをするつもりなんですけど、何を確認したらいいですか？
お問い合わせをする際には、以下の内容は絶対に確認しておきましょう。
- 自分にとって一番お得なプランは何か
- 入校から卒業まで平均どれくらいの期間なのか
- 指導員の指名はできるか
- 入校申し込みの際に持って行くものはなにか
一度入校すると他の自動車学校に変えたくても難しいので後悔のないようにしましょう。
まとめ
- まとまった時間が取れるなら合宿制の自動車学校がおススメ
- まとまった時間が取れないなら通学制で計画をしっかり立てて通う
- 本人が教習料金を払うのなら「料金」「プランやオプション」「指導員が指名できるか」を確認
- 親御さんが教習料金を支払うなら「お子さんのやる気スイッチ」を把握しておく
- 申し込みに行く前に必要事項を問い合わせし、その時の対応が良いかを確認する
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