通学制の自動車学校

自動車免許

このページでは通学制の自動車学校に通って免許を取得するまでの流れを説明します。

自動車学校の選び方

自動車学校に行く際に一番の悩みどころが「どこの自動車学校に行くのか」です。
家族が通っていた等の理由があって最初から行く自動車学校が決まっているのなら迷うことはありませんが、そうでないときにはどこを重視すればいいかわからないものです。

自動車学校の選び方については下記のページで解説をしています。
自動車学校の内部事情を知り尽くしている「自動車学校の職員としての選び方」で説明をしているのできっと参考になると思います。

一度入校をすると簡単には教習所を変えることができないのでよく考えてから選びましょう。


入校の申込

通学制の自動車学校に通うには基本的に直接出向いて入校申し込みをする必要性があります。(最近はzoomで申し込みができたりする学校もあります)

その際に必要な持ち物がありますので必ず忘れ物のないようにしましょう。もしも忘れてしまった場合は、せっかく申し込みに行ったのに入校日を決めれなかったり、後日書類を提出しに行かないといけなかったり、最悪の場合は何もできないで帰るハメになる可能性もあります。

必ず必要な持ち物

  • 本籍地が記載されており、マイナンバーが記載されていない住民票(コピー不可)
  • 身分証明書(マイナンバーカード、保険証、パスポート等)
  • 視力検査を行い両眼で0.7以上となるように、無色透明なメガネもしくはコンタクトレンズ(裸眼で両眼0.7以上見える場合は必要なし)

特に本籍地が記載されていない住民票を持ってくる方が多くいますので注意してください。仮免許の申請に必ず必要になります。

また、サングラスやカラーコンタクトをつけてくる方も多くいますが、視力検査は裸眼で0.7以上の視力が出なかった場合はメガネがコンタクトをつけて検査を行いますが、必ず無色透明なメガネかコンタクトで測定をしなければなりません。

必要かを確認した方が良い持ち物

  • 学生証
  • 印鑑
  • 紹介用紙など

自動車学校の多くは学生さんをターゲットにしているキャンペーンやプランがあるので学生の方は学生証を持って行った方がいいです。

印鑑については最近は必要ない学校も増えてきていますが、必要な所もあるので念のため持っていった方がいいと思います。

必要な持ち物については通う予定の自動車学校のホームページに必ず記載されているはずなので申し込みに行く前に調べるか電話で問い合わせるのが確実です。


期限について

自動車学校を通うにあたって注意する点としては各期限についてです。

いろんな期限がありますが、期限を切らしてしまった場合は面倒なことになるので絶対に切らさないようにご注意ください。

  • 教習期限
  • 仮免許有効期限
  • 検定期限

教習期限

教習期限は入校から(正しくは最初の教習を行ってから)9ヶ月となります。

教習というのは学科と技能のことをいいますので、この期限の間に卒業をしないといけないと考えるのが一番簡単です。(正しくは教習及び修了検定を受けることができる期間)

もしも教習期限を切らしてしまった場合は、学科も技能も受けることが出来ないので退校となります。

退校の場合に二段階まで進んでおり仮免許を持っている場合は、仮免許持ちで再入校することも可能です。しかし、一段階の場合は何も残りませんので今まで受けてきた学科も技能も全て水の泡となります。

退校の際の返金については、自動車学校によって対応が異なりますが、少なくとも受けた分の料金は絶対に戻ってこないと思ってください。

つまり退校になった場合は数万円から数十万円を無駄にすることと同じになります。

お子様を通わせようと考えている親御さんに向けて「やる気をなくさないように卒業させることが大切」と言っている理由はここにあります。

仮免許有効期限

仮免許有効期限は仮免許証を発行してから6ヶ月となります。

仮免許証は路上の運転をする際に必要になりますから、卒業検定の際にも必要となります。
ですから仮免許有効期限内に卒業検定に合格する必要があります。

注意点としては前記の教習期限よりも期限が短いので、仮免許証までは早く取得したけど二段階で来れなくなった場合に「教習期限は残っているのに仮免許有効期限が先に切れてしまう」ということになってしまいます。

その場合は仮免許証を取り直しになるので修了検定と仮免学科試験を受け直してまた仮免許証を取得しなければなりません。(仮免許証持ちで入校した場合は不可)

検定期限

検定期限は全ての教習が終了してから3ヶ月となります。

二段階の学科と技能の全てを終わらせたら発生すると考えるとわかりやすいと思います。

この期限の注意点としては、期限を切らしたら卒業検定を受けることが出来ないことです。

つまり卒業検定を受けれないと卒業が出来ないので退校するしかなくなるという事です。教習期限が残っていても、仮免許有効期限が残っていても関係はありません。

ちなみに検定期限が切れた場合の退校は返金がほとんどありません。なぜかというと全ての教習が受け終わっているからです。返金できるとしても卒業検定の料金くらいです。

仮免許有効期限が残っていれば仮免許持ちで再入校できますが二段階の最初からなので約20万円を払い直すことになります。

それで卒業できたとしても最初の約30万円とあわせて約50万円を教習所に支払っていることになりますので非常にもったいない出費となります。

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